被写体を画面のどこに置くかと並んで、どのくらいの大きさで写すかも、写真の印象を大きく変えます。
大きく写すと、被写体そのものが伝わる
被写体に近づいて画面いっぱいに写すと、表情や質感、細かい形がよく見えます。迫力が出る反面、被写体がどこにいるのかは伝わりにくくなります。
小さく写すと、まわりの様子が伝わる
被写体を小さく写すと、まわりの風景や、被写体がいる場所の広さが伝わります。広い海辺に立つ灯台を小さく写すと、灯台は風景の中の目印になり、海と空の広がりが主役になります。
中途半端な大きさを避ける
迷いやすいのは、どちらとも言えない中途半端な大きさです。表情を見せたいなら一歩近づき、場所を見せたいなら一歩下がりましょう。「この写真で何を見せたいか」を先に決めると、大きさも決まります。
小さく写すときは、背景をすっきりさせる
被写体を小さく写すと、まわりに写るものが増えます。空や海、草原のような単純な背景を選ぶと、小さな被写体でも見失われません。
人物は関節で切らない
人物を大きく写すと、体の一部が画面の端で切れます。首、手首、ひざ、足首のような関節で切れると、体が途中で切り取られたように見えます。切るときは、太ももの途中や腕の途中のように、関節を外した位置にしましょう。