写真の明るい部分が真っ白になってしまうことを「白とび」、暗い部分が真っ黒になってしまうことを「黒つぶれ」と呼びます。
白とびは、あとから戻せない
白とびした部分には、雲の形や、白い服のしわといった情報が残っていません。あとから写真を暗くしても、真っ白な部分は灰色になるだけで、形は戻りません。
黒つぶれした部分も、同じように情報がほとんど残っていません。あとから明るくすると、ザラザラしたノイズが目立ちます。
撮るときに見つける
撮った写真をカメラの画面で見るだけでは、白とびに気づきにくいものです。次の機能を使うと、見つけやすくなります。
- ハイライト警告:白とびしている部分を点滅させて知らせる。「白とび警告」とも呼ぶ
- ヒストグラム:写真の明るさの分布を表すグラフ。グラフが右端に貼りついていたら白とび、左端に貼りついていたら黒つぶれが起きている
どちらも、カメラの再生画面の表示切り替えで出せることが多いです。
迷ったら、明るい部分に合わせる
空と建物のように明るさの差が大きい場面では、白とびと黒つぶれの両方を防げないことがあります。そのときは、少し暗めに撮って白とびを防ぎましょう。暗い部分は、あとから少し明るくすれば見られる写真になります。白とびした部分は、あとから直す方法がありません。
暗く撮るには、露出補正をマイナスにするか、シャッタースピードを速くするか、ISO感度を下げます。
白とびしてもよい場面
太陽や、夜景の街灯のように、もともと強く光っているものは、白とびしていても不自然に見えません。白とびを防ぐのは、形や色を見せたい部分に限りましょう。