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背景をぼかすための4つの条件

F値を小さくしても背景がぼけないことがあります。背景のぼけ方を決める4つの条件を紹介します。

背景をぼかしたいときは、F値を小さくするとよいと言われます。ところが、F値をいちばん小さくしても、思ったほどぼけないことがあります。背景のぼけ方は、F値のほかに3つの条件にも左右されるからです。

条件1 F値を小さくする

F値を小さくすると、ピントが合って見える範囲が狭くなり、背景がぼけやすくなります。まずは、レンズで選べるいちばん小さいF値にしてみましょう。

条件2 被写体に近づく

カメラと被写体の距離が近いほど、背景は大きくぼけます。花や小物を近くから撮ると背景がよくぼけるのは、このためです。

近くから写した一輪の花。背景の庭は大きくぼけている
被写体に近づくと、背景は大きくぼける

条件3 被写体と背景を離す

被写体のすぐ後ろに壁があると、F値を小さくしても壁はあまりぼけません。被写体に壁から離れてもらうか、背景が遠くなる向きから撮りましょう。

人物の写真の比較。左はレンガの壁のすぐ前に立ち、右は並木道に立っている
左は背景の壁が近く、ほとんどぼけていない。右は背景が遠く、大きくぼけている

条件4 焦点距離の長いレンズを使う

ズームレンズなら、望遠側にして少し下がって撮ると、背景がぼけやすくなります。背景として写る範囲も狭くなるので、余計なものを画面から外しやすくなります。

手軽に試す順番

  1. F値をいちばん小さくする
  2. ズームを望遠側にする
  3. 被写体に背景から離れてもらう
  4. ピントが合う範囲で、被写体に近づく

F値を小さくするほど、ピントが合う範囲は狭くなります。人物を撮るときは、カメラに近いほうの目にピントを合わせましょう。目にピントが合っていれば、ほかの部分がぼけていても自然に見えます。

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