人物を撮るときに最初に決めるのは、背景をぼかして人物だけを見せるか、まわりの景色も一緒に写すかです。これによって、F値の決め方が変わります。
1人を引き立てるとき
- 撮影モードを絞り優先にする
- F値を、レンズで選べるいちばん小さい値にする
- シャッタースピードが1/125秒より遅くならないか確かめる。遅いときはISO感度を上げる
- カメラに近いほうの目にピントを合わせる
じっとしているつもりでも、人は少しずつ動いています。シャッタースピードは1/125秒を目安に、それより速くしておくと、ブレた写真が減ります。
背景をもっとぼかしたいときは、「背景をぼかすための4つの条件」も読んでみてください。
まわりの景色も写すとき
旅行先で、人物と景色を一緒に写したいときは、F値をf/5.6からf/8くらいにします。人物も背景もくっきり写り、どこで撮った写真かが伝わります。
集合写真
何人も並ぶ集合写真では、前の列と後ろの列で、カメラからの距離が違います。F値が小さいと、ピントを合わせた列以外の人がぼけてしまいます。F値はf/5.6からf/8くらいにして、全員の顔がくっきり写るようにしましょう。
目をつぶる人が出やすいので、何枚か続けて撮っておくと安心です。
光の当たり方を見る
晴れた日に強い日差しが顔に当たると、目や鼻の下に濃い影ができます。人物には、建物の日陰や木陰に入ってもらいましょう。顔に当たる光がやわらかくなり、影が目立たなくなります。
人物の後ろから日が差す逆光では、背景に合わせて顔が暗く写ります。露出補正をプラスにして、顔の明るさを合わせましょう。