画面の真ん中の線を境に、左右が同じ形になるように写す構図を、シンメトリー構図と呼びます。左右対称の構図とも言います。
向いている被写体
- 神社の鳥居や、駅のような左右対称の建物
- まっすぐ続く並木道や、トンネル、長い廊下
- 湖や水たまりに映った景色。この場合は上下が対称になる
シンメトリー構図の写真は、整った安定感のある印象になります。
真ん中を合わせる
シンメトリー構図では、対称の中心を画面の真ん中にぴったり合わせることが大切です。中心が少しずれていると、合わせようとして合わなかったように見えて、かえって落ち着かない写真になります。
カメラの画面にグリッド線を表示し、真ん中の縦の線に対称の中心を合わせましょう。構図トレーニングのふりかえりにある「左右のバランス」は、この中心が真ん中に合っているかを表しています。
立つ位置を左右に合わせる
カメラの向きを変えるだけでは、中心は合いません。被写体の中心の正面に立ち、そこから撮りましょう。並木道なら道の真ん中、建物なら入り口の正面に立ちます。
カメラを上に向けすぎない
高い建物を見上げて撮ると、左右の縦の線が上に向かってすぼまり、左右の形がゆがんで見えます。建物から少し離れて、カメラをなるべく水平に構えると、縦の線がまっすぐになります。
ひとつだけ違うものを入れる
左右がまったく同じだと、整っている反面、硬い印象になることがあります。並木道を歩く人を1人だけ入れるなど、対称を少しだけ崩すものがあると、見る人の目がそこに止まります。